ガイドブックっていろんな種類があるけど、結局どれがいいんだろう?
旅好き同士やひとり旅なら地球の歩き方が断然おすすめだよ!
海外旅行のガイドブックって、たくさんあって迷いますよね。10年以上旅行計画をし続けてきたわたしが全力でおすすめするガイドブックは「地球の歩き方」です。
地球の歩き方は表紙が黄色くてすごい数のガイドブックが出ています。冊数が多すぎて、本屋さんの旅行関連のスペースをだいぶ占領していたり、多すぎて本屋さんによっては全種類が置いていないことも…(笑)
この記事では地球の歩き方のおすすめポイントや、逆にこんな人にはおすすめしないという人を紹介しています。
海外に個人旅行をしたいと思っていたり、予定がある方は必見です!
- 「地球の歩き方」のおすすめのポイントは?
- 「地球の歩き方」のデメリットは?
- 逆におすすめできない人はいる?
他のガイドブックとの比較表
地球の歩き方は他のガイドブックと比べて、見た目も内容もまったく違います。
まず、人気のガイドブックと比較してみましょう。今回はアメリカ(ニューヨーク)を例にしています。
地球の歩き方 | まっぷる | るるぶ | ハレ旅 | ことりっぷ | aruco | |
価格 | ¥1,925 | ¥1,320 | ¥1,320 | ¥1,320 | ¥1,320 | ¥1,320 |
ページ数 | 564 | 144 | 132 | 256 | 146 | 192+36 |
アメリカ本土の ガイドブック 種類 | 16 | 2 | 4 | 1 | 2 | 2 |
…この、ガチ感が伝わりますでしょうか。
アメリカ内だけでも16冊に渡ってガイドブックが作られています。
金額も、他のガイドブックがしっかり合わせているのにもかかわらず、みごとに外してきていますね。
しかし、これでも旅行好きには地球の歩き方が大人気なんです。人気なのにはもちろん理由があります。
ガイドブック「地球の歩き方」のおすすめポイント
情報量が圧倒的に多い
地球の歩き方を買う人のほとんどは、日本発の添乗員同行ツアーに参加せずに、自分で旅行を手配する人です。
そのため、もちろんツアーガイドはいません。現地の情報は自分で得る必要があります。
そんな中でガイドブックに1番求めるのはやはり情報量なんです。
マガジン系のガイドブックはわくわくするような写真がたくさんありますが、写真が多い分文字数は少なくなりますので情報量も比較的少なめです。
一方で地球の歩き方は、写真が少ない&小さいです。
その代わりに、ページのほとんどは文字で埋めつくされています。完全に参考書レベルの活字おばけガイドブックです…
それゆえに主要都市だけではなく郊外の町も取り上げられていることが多いですし、その土地の歴史などの豆知識情報もたくさん載っています。
数カ国が一冊にまとまっているものもある
地球の歩き方は、細かく分けて深く解説している本ばかりではなく、逆に大きいくくりで全体をまとめたガイドブックもあるのが特徴です。
ヨーロッパ周遊など、数カ国を移動するときはヨーロッパがぎゅっとつまったガイドブックも出版されています。
たとえば、ひとり旅の場合、そんなに郊外はいけないけれど、行く国の主要な場所が載っているガイドブックを持っていきたい!という方にはぴったりなんです。
地球の歩き方は、読者ターゲットをしっかり明確にしているように思えます…
旅の基礎知識が豊富に掲載されている
地球の歩き方には、他のガイドブックと比べてもかなり細かい部分まで、必要な旅の基礎知識が書かれています。
今までツアーでしか旅行をしたことがなくて、個人旅行が初めて…という人は地球の歩き方をおすすめします。
どのガイドブックでも共通で、旅の基礎知識や治安情報が載っているので、飛行機の中で予習もできますね。
電車の乗り方など、旅が始まって直後に知りたい情報も載っているので、何を調べていけば良いか分からない!という方にもおすすめです。
地球の歩き方のデメリット
情報量が多くひとり旅にぴったりな地球の歩き方ですが、デメリットもあります。対策も一緒に
記載しているのでぜひ上手に使いこなしみて下さい!
スリや盗難に会いやすい可能性
地球の歩き方って黄色の表紙で統一されていますよね。これが現地の観光客狙いの悪いヤツたちには有名のようで、警戒心が低い日本人ということが一発でバレてしまうんです。
実際に旅慣れた人に「ガイドブックの表紙は人から見えないようにした方がいいよ」とアドバイスをもらったこともあります。
地球の歩き方を持っていくときは、ブックカバーをつけるなどして外から分からないようにしましょう。
タブレットなどで見る電子書籍の場合も、盗難などの被害があるため周りに注意が必要です。
古い情報が残っていることがある
旅の基本的な情報や電車の乗り方などは大きく変わることは無いですし、間違った情報が載っていることはほとんどありません。
一方で、お店や建物の詳細の情報はたまーに古い情報が残っていて、現地に行ってみるとお店がない!ということもありました。笑
お店の場所や営業時間などは、Googleマップや公式HPを確認するようにしましょう。
一冊の中でも複数のライターが書いている場合がある
地球の歩き方は同じ一冊の中でも部分ごとに違うライターが書いていることがあります。
そのためその人によって感じ方が違ったり、同じ人が違う土地を比べて書いたりすることができない場合が多いです。
しかし、多くのガイドブックが同じように作っていると思われますし、そんなに大きなデメリットではないです。
英語のガイドブックでもOKという方にはLonly Planetがおすすめです!
LonlyPlanetはイギリスで誕生したガイドブックで、英語圏でベストセラーにもなっています。
情報量がものすごく多く、土地や建物の歴史や文化なども知ることができるので、現地ガイドさんと一緒に旅しているような心強さです。
ライターが実際にその土地へ行って書いており、一次情報のガイドブックのため情報の信憑性が高いのもメリットです。
日本の書店でも置いていることが多いので、もし英語が読めるのであれば一度手に取ってみて下さい!電子書籍版もあります。
地球の歩き方が向かない人は?
ここまで紹介してきた地球の歩き方ですが、おすすめできない人や場合ももちろんあります。
- 4人以上の旅行
- ハワイやグアムなどリゾート地
- 活字だけだと読む気が起きない人
- 添乗員同行のツアーに参加する人
地球の歩き方は現地の豆知識や情報量が多いのが良いポイントです。
しかし、人数が多いとその土地を訪れたときにまわし読みすることが時間的に難しくなります。
また、ハワイやグアムなどのリゾート地は、その土地関する歴史や情報がほしい、という状況は少ないです。
リゾートに旅行予定の場合は、別シリーズの「地球の歩き方 リゾートスタイル」や他のガイドブックを選びましょう。
添乗員同行ツアーに参加する場合も地球の歩き方は必要ないでしょう。
地球の歩き方は、質問できない個人旅行用の添乗員さんと同じです。なので、実際に説明してくれる人がいる場合はその人の話をしっかり聞いたり、直接質問したりする方がおすすめです。
まとめ 情報をゲットして旅をもっと楽しくしよう
今回はガイドブック「地球の歩き方」のおすすめポイントと注意点を解説しました。
現代ではWebサイトから情報を取ってくることももちろん可能ですが、やはり本から情報を得たい、ガイドブックを楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。そんな方に、今回の記事が参考になれば幸いです^^
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